在韓軍人軍属裁判の要求実現を支援する会ニュースレター 「未来への架け橋」 NO.99 (2026.1.31発行) |
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ソウルで靖国訴訟提訴後 |
ソウル中央地裁に「靖国合祀取り消し」訴訟を提訴! |
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12月23日韓国で「靖国合祀取り消し」を求めてソウル地裁に提訴! |
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12月19日行動報告(古川)
終了後、場所を弁護士会館に移し、報告集会を行った。 浅野弁護士は、「靖国の準備書面がひどいもので、次回は全面的な反論を行うと通告した。朴さんの意見陳述でいよいよ始まったことを実感した。ぜひ傍聴をお願いしたい」と発言。 大口弁護士は「朴さんの意見陳述は非常に力強いものだった。靖国の答弁に関連して次回反論で追及したい。ひどい答弁。判決を出すことは宗教弾圧だと言っている。押し付け憲法と言いながら憲法20条で信教の自由を主張している。ご都合主義だと厳しく批判したい。帝国主義の侵略戦争という国事によって死を強いられた人々に対して、平穏な宗教団体の顔をしているのは欺瞞だ。必ず化けの皮を剥ぐ」と靖国神社側を厳しく批判した。
朴さんは「今月、家系の長男が集まり6代の先祖までのチェサを行った。そこで祖父が徴された当時の話が聞けた。山奥の実家に隠れていた時に密告で見つかり、駆り出されていったということだった。天皇のために戦ったって死んだという論理に相容れない内容だった。死を強要した人と一緒に祀られるなどありえない。」と思いを語った。 この日、当初参加する予定だった李熙子(イ・ヒジャ)さんは、4日後の23日にソウルで提訴する韓国での靖国訴訟準備のために欠席したが、そのことについて金英丸(キム・ヨンファン)さんが「韓国で日本政府を相手取って闘った慰安婦裁判で、国家とその財産は原則として外国の裁判権から免除されるという「主権免除」※を退けて勝利した。(2023.12ソウル高裁)それを基に23日にソウルで靖国裁判を提訴する。送達の手続きで時間がかかるだろうが、靖国神社と日本政府相手に韓国内で闘う。法廷傍聴ツアーでソウルに来てください。ともに闘いましょう」と連帯の挨拶を行った。 その後、私から14時からの厚労省交渉について「9月10日の有識者会議資料を見るとタラワやペリリューでの収集方針が書かれている。その数パーセントは朝鮮半島出身者なのにいまだDNA鑑定を拒んでいる。今日は厚労省・外務省から20人が来る。こちらも圧をかけるために皆さんも参加してほしい」と呼びかけた。 14時 衆議院第1議員会館 国際会議室で厚労省・外務省交渉
厚労省は平成5年11月に発表した動員数24万3992人以降、人数を変更することは考えていないと頑なな姿勢。 次に浮島丸事件犠牲者の遺骨が安置される祐天寺の遺骨について追及したが、外務省は「一日も早い祖国へ返還すべきと考えるが具体的な内容や外交上のやりとりは明らかにできない」とこれまでの主張を繰り返した。また浮島丸文書については公文書館に移管予定だが開示請求に対応するために移管が遅れていると回答した。 北海道から参加した殿平さんからは「北朝鮮にいる遺族と2019年に平壌でお会いした。来日の意向を持っている」と遺族の意志を伝えたが、回答は「今後適切に対応する」だった。 後半は私たち「戦没者遺骨を家族の元へ連絡会」から厚労省、外務省の姿勢を糺した。 これまで私たちが韓国人遺族とのDNA照合を求めても「日本人の鑑定のめどがついてから」と拒否し続けてきまた厚労省。日本人のめどがついた9月19日交渉では「韓国政府との返還のあり方や条件の調整が必要」と理由を変えて要求に背を向けた。その直前9月10日の厚労省社会援護局有識者会議資料には、日本軍が戦闘を展開した太平洋地域での収集方針が記載されている。 【参照】 https://www.mhlw.go.jp/content/12100000/001560092.pdf たとえばタラワやペリリューなど朝鮮半島からの動員・戦没者が多い島々での収集も含まれており、今回の交渉で追及した。 今回ものらりくらり答弁で、厚労省・外務省からは前回同様「韓国政府との返還のあり方や条件の調整が必要」の繰り返しだったが、今回の前進は、タラワとペリリューでの戦没者数のうちの朝鮮半島出身者の回答させたことである。 タラワは、約4200人中、1000人(約24%) ペリリューは、約12000人中、500人(約4%)と回答した。 私たちの調べではタラワ6460中1200(19%)ペリリューは10000中550(5.5%) なので、少し隔たりはあったが、調査し回答させたことに意義がある。今後、資料のすべての地域で朝鮮半島からの数を調査させ、相手に認識させることが大切であると確信した。 会場全員が唖然! 会場全員が驚いたのは、「有識者会議資料にある、韓国内に残る日本人遺骨6500人」をめぐるやりとりだった。 「その地域は?また今後、発見された際に韓国政府から返還してもらうために何らかの覚書が必要ではないか」という質問に対して厚労省担当者が「6000は海没椎骨。覚書は必要ない。なぜならば今まで発見された遺骨は問題なく韓国政府から返してもらっているから。条件を求められたことはない」という。(1970年257人、71年172人、92年2人、2003年1人、2016年1人の計433人) 韓国から日本へは何の条件もなく遺骨を返してもらっていながら、逆の日本から韓国へはDNA鑑定を拒否し、返す努力もしていない。この不条理に全員が唖然とした。厚労省担当者はそのことに気づいているのかいないのか、得意げにこの数字を読み上げた。 最後にラサール石井議員が「先日松代大本営跡へ行った。9か月で6キロ四方を掘った。朝鮮からの強制労働で、ダイナマイトで何人も死んでいる。木っ端みじんに吹き飛んだ骨を含む土の一部は霞が関の造成に使われている。私たちはその上で朝鮮の人を踏みつけて働いている。謝り方が悪いから問題が残る。遺骨のDNAを早急にやってほしい」と発言。交渉を終えた。 次回の厚労省・外務省交渉は3月24日(火)12時の予定です。(詳細は後日) 会場満杯の参加で国側を圧倒したいと思いますので応援お願いします。 18時半 映画「あんにょん・サヨナラ」上映会&トーク この日の締めくくりは、飯田橋の東京しごとセンターで行われた、映画「あんにょん・サヨナラ」上映会&トークである。
私からはこの映画を作ったきっかけは2002年の「GUNGUN原告証言を映像に残すツアー」にあったことを紹介した。共同監督の加藤久美子さんや、当時韓国に留学していた丁智恵さんがボランティア参加していたツアーの最後に李熙子(イ・ヒジャ)さんが連れて行ってくれたのが、天安・望郷の丘にあるヒジャさんのお父さんの「名前のないお墓」だった。 どうすれば日本の若い人の心にヒジャさんたちの悲しみ、怒り、憤りを届けることができるか考えて制作したことを話しした。 全編通して見たのは10年ぶりくらいだったが、新鮮に見れたのは私だけではなかったようだ。上映後多くの人が「今に通じる」と感想を伝えてくれた。今の情勢に通じるのは残念ではあるが、この映画を見ていただくことで「気づき」や「行動」につながれば、作った側にとって本望だ。 |
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3月行動のご案内 |